ステンプラカー保存会
ステンプラカー保存会は、京王井の頭線で「7色のレインボー電車」として親しまれた京王3000系を後世に伝えるため、2025年に発足した保存プロジェクトです。
1996年に井の頭線から北陸鉄道浅野川線に活躍の場を移し、運行を続けていた3701号車(8811号)の保存・整備を、現在「首都圏電車区」(茨城県土浦市)にて進めています。
現存する首都圏最古の
オールステンレス電車を保存
現存する首都圏最古の
オールステンレス電車を保存
京王3000系車両は、1962年に登場した日本のステンレスカー黎明期を代表する通勤型電車であり、現在一般的となったステンレス製車両(車体が銀色に輝く電車)の礎を築いた存在です。 ステンレスの車体に、FRP(強化プラスチック)の前面を組み合わせた車両であることから「ステンプラカー」という愛称で呼ばれ、デビュー翌年の1963年には第3回ローレル賞にも輝きました。 3701号車(8811号)は、3000系車両の記念すべき第1編成(製造第1号車)です。
京王3000系車両は、1962年に登場した日本のステンレスカー黎明期を代表する通勤型電車であり、現在一般的となったステンレス製車両(車体が銀色に輝く電車)の礎を築いた存在です。 ステンレスの車体に、FRP(強化プラスチック)の前面を組み合わせた車両であることから「ステンプラカー」という愛称で呼ばれ、デビュー翌年の1963年には第3回ローレル賞にも輝きました。 3701号車(8811号)は、3000系車両の記念すべき第1編成(製造第1号車)です。
「レインボーカラー」
井の頭線の原点を後世に
「レインボーカラー」
井の頭線の原点を後世に
3701号車(8811号)は、60年以上にわたり井の頭線を走り続けている、7色のカラフルなレインボーカラーの電車の第1号車でもあり、今日現存する最古の井の頭線の電車でもあります。 車両の技術的価値に加え、沿線の街と人々に長年親しまれた「都市の記憶」としての意義を重視し、より多くの方々に親しまれる存在として、文化的な保存を目指します。
3701号車(8811号)は、60年以上にわたり井の頭線を走り続けている、7色のカラフルなレインボーカラーの電車の第1号車でもあり、今日現存する最古の井の頭線の電車でもあります。 車両の技術的価値に加え、沿線の街と人々に長年親しまれた「都市の記憶」としての意義を重視し、より多くの方々に親しまれる存在として、文化的な保存を目指します。
首都圏の鉄道車両保存の
前線基地としての帰還保存
首都圏の鉄道車両保存の
前線基地としての帰還保存
2025年9月、第二の故郷である石川県を出発し、7県・500kmを超える長距離輸送を経て、首都圏電車区への搬入が完了しました。 そして井の頭線時代に下北沢駅で立体交差した小田急線2212号と43年ぶりに、渋谷駅で並んでいた営団地下鉄2040号と57年ぶりの再会を果たしました。 ステンレス製電車の鉄道保存団体による保存・活用のパイオニアとして活動するともに、錆びにくいステンレス車体を活かし、首都圏電車区全体の活動・滞在拠点としても活用して参ります。
2025年9月、第二の故郷である石川県を出発し、7県・500kmを超える長距離輸送を経て、首都圏電車区への搬入が完了しました。 そして井の頭線時代に下北沢駅で立体交差した小田急線2212号と43年ぶりに、渋谷駅で並んでいた営団地下鉄2040号と57年ぶりの再会を果たしました。 ステンレス製電車の鉄道保存団体による保存・活用のパイオニアとして活動するともに、錆びにくいステンレス車体を活かし、首都圏電車区全体の活動・滞在拠点としても活用して参ります。
ステンプラカー保存会では、車両の見学や活用が可能な状態へと整備すると共に、外観および内装の復元を段階的に進める予定です。
2032年のデビュー70年、2033年の井の頭線開業100周年を大きな節目として見据えつつ、この車両が走り抜けた首都圏と北陸の都市・人々の記憶を未来へとつなぐ活動を続けてまいります。
| 名称 | ステンプラカー保存会 |
| 活動開始 | 令和7年9月 |
| 目的 | 京王3000系電車(ステンプラカー)の保存 |
| 運営者 | 一般社団法人CARB |
| 保存場所 | 首都圏電車区 |
| メールアドレス | stainplacar@gmail.com |